ネパールでは今いま、食たべ物ものやガソリンなどの燃料ねんりょう、薬くすりが足たりなくなっています。新あたらしい憲法けんぽうに反対はんたいしている民族みんぞくがインドに近ちかい所ところでデモなどを続つづけていて、インドから食たべ物ものなどを運はこぶ車くるまがネパールに入はいることができないためです。

冬ふゆに燃料ねんりょうが足たりないと、体からだを十分じゅうぶんに暖あたたかくすることができなくて、子こどもが低体温症ていたいおんしょう（＝体温たいおんが低ひくくなりすぎること）になるかもしれません。薬くすりが足たりないと、病気びょうきがひどくなったり亡なくなったりする子こどもも多おおくなります。ユニセフは、５歳さいになっていない３００万まん人にん以上いじょうの子こどもにこのような危険きけんがあると言いっています。

ネパールではことし４月がつと５月がつに大おおきな地震じしんがありました。家いえが壊こわれたりしたため、今いまもテントなどで生活せいかつしている家族かぞくが２０万まん以上いじょういます。ユニセフは子こどもたちをとても心配しんぱいしています。

ユニセフは「必要ひつような物ものをネパールに届とどけるために、多おおくの人ひとに協力きょうりょくしてほしいです」と言いっています。