チョコを配って2輪車の安全運転呼びかけ(2月13日 12時53分)
去年東京都内でバイクによる交通事故で死亡した人が前の年より増えたことから、警視庁はバレンタインデーを前に都内の幹線道路などでバイクのドライバーにチョコレートなどを配って安全運転を呼びかけました。
この取り組みは13日、都内の幹線道路など26か所で行われ、このうち江戸川区小松川の京葉道路では警視庁の女性の白バイ隊員やアイドルグループなどおよそ20人が集まりました。
集まった人たちは走行しているバイクを道路脇に誘導して停車してもらい、ドライバーにスピードの出しすぎなど運転する際の注意点を説明したり、胸部を守るプロテクターの着用などが書かれたチラシやチョコレートを渡したりして安全運転を呼びかけました。
警視庁によりますと、去年、都内でバイクによる交通事故で死亡した人は45人と、前の年に比べて5人増えています。
このうち、追突や単独の事故で死亡した人が半数以上を占めているということで、警視庁はドライバーが注意していれば防げた事故だとして、特に注意を呼びかけていきたいとしています。
小松川警察署の関亦繁則交通課長は「バイクの事故は死亡事故といった重大な事故につながりやすいので、ドライバーには安全運転を心がけてもらいたい」と話していました。