関東平野部 今夜遅くにかけて積雪のおそれ(2月5日 12時05分)
低気圧と寒気の影響で関東甲信や東海などの各地で雪が降っています。関東の平野部では5日夜遅くにかけて雪が積もるおそれがあり、気象庁は、路面の凍結や交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、本州の南海上にある前線を伴った低気圧と上空の寒気の影響で、西日本と東日本の各地で雪や雨が降り、関東甲信や東海では平地でも雪が降っています。
このあと低気圧は関東の南の海上を東へ進み、上空に強い寒気が流れ込むため、5日夜遅くにかけてところによって雪が強まり、関東の平野部でも雪が積もるおそれがあります。
6日の昼までに降る雪の量は、いずれも多いところで、▽長野県で30センチ、▽関東北部の山沿いで25センチ、▽関東南部の山沿いで15センチ、▽東京23区を含む関東の平野部と山梨県で5センチから10センチと予想され、6日の朝も各地で雪が残る見込みです。
さらに、6日は冬型の気圧配置となるため、西日本の日本海側や北陸などの山沿いを中心に雪が降る見込みです。
寒気の影響で、中国地方や北陸ではこれから5日夜遅くにかけて大気の状態が不安定になり、落雷や竜巻などの突風が発生するおそれがあります。
気象庁は、路面の凍結や交通機関への影響、電線や樹木への着雪などに十分注意するよう呼びかけています。