日本のベトナム人留学生数は前年比2倍、出身国別で第2位
日本学生支援機構(JASSO)が発表した2014年度外国人留学生在籍状況調査結果によると、2014年5月1日時点での日本におけるベトナム人留学生数は2万6439人で、前年の1万3799人と比べて+91.6%増加した。
ベトナム人留学生は、全留学生の14.4%(前年度8.2%)を占めており、出身国(地域)別留学生数では中国(9万4399人、構成比51.3%)に次ぐ第2位にランクインしている。
ベトナム人留学生の留学先としては日本語教育機関が最も多く、1万5265人(出身国別2位)。高等教育機関への留学生は1万1174人(出身国別3位)で、このうち短期留学生が278人(出身国別9位)となっている。
2014年度の留学生総数は前年比+9.5%増の18万4155人で、このうちアジア地域からの留学生が全体の92.7%に当たる17万0720人だった。
出身国(地域)別留学生数で中国とベトナムに続く3位以下は、◇韓国:1万5777人(構成比8.6%)、◇ネパール:1万0448人(同5.7%)、◇台湾:6231人(同3.4%)、◇タイ:3250人(同1.8%)、◇インドネシア:3188人(同1.7%)、◇マレーシア:2475人(同1.3%)、◇米国:2152人(同1.2%)など。
この調査は、日本の大学(大学院を含む)、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)、日本の大学に入学するための準備教育課程を設置する教育施設及び日本語教育機関における外国人留学生の在籍状況を把握し、留学生施策に関する基礎資料を得ることを目的として、JASSOが毎年実施しているもの。
※最終更新:2015/03/06 18:44