ハノイ市にあるベトドク病院は2月26日、内視鏡手術に関する新技術の開発を目的とするハイテク病棟を開業した。同病棟の開業により、ベトドク病院の総病床数は1450床、手術室は52室となった。
同病棟は、延べ床面積2万7000m2余り、地上11階建て。病床数360床の病室と、手術室22室などを併設している。このうち2つの手術室は、国際基準に沿ったハイテク手術室となっている。なお、投資額は3940億VND(約22億円)。
同病院のグエン・ティエン・クエット院長は、同病棟の病床数のうち3分の2を貧困層の患者及び健康保険証を持つ患者に充てるとしている。
また同日、ハノイ市中央小児病院も15階建ての技術専門病棟を開業した。同病棟の面積は9万m2、投資額は1兆5000億VND(約84億円)。同病棟には、診断エリアのほか、内視鏡手術支援ロボットを導入した手術センターなどが併設されている。
※最終更新:2015/03/03 05:5