安倍総理大臣は東日本大震災から4年となる11日、総理大臣官邸のホームページに動画メッセージを掲載し、「心の復興にさらに力を入れ、生業(なりわい)の復興も加速していく」として、引き続き被災地の復興に全力で取り組む決意を示しました。
この中で安倍総理大臣は「東日本大震災から4度目となる3月11日を迎えた。ご遺族の方々、被災された方々の消えることのないご心痛に寄り添いながら、復興を加速しなくてはいけない」と述べています。そのうえで安倍総理大臣は「この1年、被災地を訪れるたびに少しずつ風景も変わり、一歩ずつ復興の歩みを実感することができた。
しかし一方で、ハード面の復興は土台でしかなく、復興の主役は、言うまでもなく前を向いて歩む一人一人の人だ」としています。そして、安倍総理大臣は「今後も政府として高齢者の見守り、子どもたちのケアなど、心の復興にさらに力を入れ、生業(なりわい)の復興も加速していく。あすから震災後5年目がスタートする。国民一丸となって新たな一歩を踏み出そう」として、引き続き被災地の復興に全力で取り組む決意を示しました。