「ホンダジェット」 来月国内で初のデモ飛行(3月1日 16時07分)
ホンダはアメリカで開発を進めている小型のビジネスジェット機「ホンダジェット」を来月、国内で初めてデモ飛行させる計画で、ことしの前半に予定している機体の初納入を前にして開発は最終段階を迎えています。
「ホンダジェット」はホンダが平成9年からアメリカで開発を進めている7人乗りのビジネスジェット機で、主翼の上にエンジンを載せたデザインと燃費性能のよさが特徴です。
今月中にアメリカの航空当局から安全性などを証明する機体の型式証明を取得できれば、ことし前半には顧客に初めて機体が納入される見通しになっています。
開発の最終段階を迎え、ホンダは、来月には国内で初めてとなるデモ飛行を計画していて、およそ1週間かけて各地で機体を披露することにしています。
会社によりますと、すでに100機以上の受注が決まっていますが、受注先は欧米の企業や富裕層の個人が中心で、国内からの受注はこれまでのところないということです。
このため、会社では国内で行うデモ飛行をきっかけに国内からの受注にもつなげたいとしています。