在日米海軍司令官ら3人処分 退役へ(2月11日 18時23分)
アメリカ海軍は、在日アメリカ海軍のクラフト司令官ら3人の高官が、過去に業者から贈り物を受け取るなど海軍の規定に違反する行為があったとして、戒告処分にしたと発表しました。
3人は、すでに退役を申し出ているということです。
アメリカ海軍は10日、在日アメリカ海軍の司令官クラフト少将ら高官3人が、海軍の規定に違反する行為があったとして、戒告処分にしたと発表しました。
海軍によりますと、クラフト司令官ら3人は、いずれも空母「ロナルド・レーガン」に乗務していた2006年から2007年の当時、艦船に物資の補給などを行うシンガポールの業者から、贈り物を受け取るなどの不適切な行為があったということです。
この業者との癒着を巡っては、これまでもアメリカ海軍の高官らが処分を受け、海軍の当局は癒着していた人物がほかにいないか捜査を続けていました。
クラフト司令官は、おととし8月、神奈川県の横須賀基地を拠点とする在日アメリカ海軍のトップに就任しましたが、アメリカ海軍によりますと、クラフト司令官ら3人は、すでに退役を申し出ているということです。